日々のヒラメキ

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サラダ進化形

date  2016.04.05

日本では、家庭でサラダを食べることが一般的になったのは、

ドレッシングが売られ始めた
1970年代になってからだそう。

だから、歴史としては割と新しいのだが、
何となくサラダには何か原型があるようなイメージがある。

それは喫茶店のモーニングで出てくるものだったり、
洋食屋の付け合せだったりするもので、
使われている野菜の種類はそれほど多くない。

ちょっと前まで、家庭で食べるサラダもその原型に近いもので、
そんなに凝ったものではなかったのではないだろうか。

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しかし、今はどうなのだろうか。

デパ地下では、サラダ系の惣菜ショップが人気であり、
野菜やドレッシングをオーダーするサラダ専門のレストランも多くなった。

ファミレスでは、ビュッフェスタイルのサラダバーや
サイドメニューとしてのサラダの特色を競い合い、

コンビニでは、ポークやチキンと組み合わせたものやパスタサラダなど
単独で食事として成立するものが幅を利かせている。

スーパーでもデリカとしてのサラダが一般的であり、
青果コーナーでは和風・洋風テイスト別のカット野菜のパックが人気だ。

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共通するのは、

サラダはもはや、
家庭で手作りして食卓にさっと出すといった

レベルを超えてしまっているという点だ。

ジャーサラダが流行したとは言え、カット野菜パックのように、
15品目の野菜や豆類をそれぞれ単品で購入することを考えると、
チャレンジすること自体が合理的でない。

生野菜を食べたいが「価格が高い」「食べきれない」「保管がかさばる」ことから
十分に取れていないとするデータもある。

ビーガンや野菜マニアでもない限り、
家庭では、テイクアウトで食べるものとして定着しているのだろう。

さて、このサラダの状況をして、ことさら進化を感じたわけではない。
あるコンビニで、サラダ野菜栽培キットを
種苗会社や園芸会社と共同開発して販売するという記事を読んで

【サラダは家庭育てて食べる】

これからそんな時代になるのかと思ったからだ。

よく大阪ネタで、
ネギは全部使わずに植えておいて、また伸びたやつを使うと紹介されるが、
アメリカでも、ゾンビガーデニングとか、リボベジとか言い、
野菜を再生して食べるスタイルがときどき話題になる。

現代では、単に節約だけではなく、
背景にエコロジーやソーシャルな意味合いを感じ取ることが出来るトピックだ。

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そんななかで出会ったのが、

大阪は天王寺商店街にある
「ベジープラス」というグリーンのショップ。

http://veggie-plus.com/

 

歴史のありそうな、ごくごく日本テイストの種苗店の並びに作られた店舗で、
ハーブや野菜の苗ポットの数々が店内を埋めつくしている。

ホームセンターの園芸コーナーと全然違う、
まるでグリーンで飾られたカフェのイメージだ。

ホームセンターが家庭菜園を思い浮かべるのに対し、
こちらは、リビングの窓際やテラスに鉢を並べたりして、
インテリアとして楽しむ感覚に近い。
つまり、一大決心をせずとも、
気軽にガーデニングが始められそうな感じにしてくれ、
同時に深みにはまりそうな魅力があるのだ。

ガーデニング+クッキングライフ、
本来は近かったはずの距離が再び縮まりそうな予感がする。

 

 

Kikuchi


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