日々のヒラメキ

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デジタルシニアの登場

date  2017.07.11

スマートフォンについてこの4~5年の間つねに語られてきたのは
「若年層向け」という枕詞のような印象づけである。

シニア層は、スマホよりチラシ!テレビ!

というステレオタイプなセグメント分けがなされているのですが、
実はどうなんだろうと思う事件がありました。

当社で運営委託を受けている
スマホでしか参加できないキャンペーンを過去4回連続実施して、
その都度、参加者アンケートで年齢をお伺いしていたのですが
2017年5月の回では見逃せない変化が起きました。

55歳~70歳の参加者が倍増したのです。

そこで、これまでの先入観を改めるため様々な資料を集めてみたところ、
スマートフォンを新規購入されるシニア層が増加しているという
現象を裏付ける資料が意外に多いことに驚きました。

考えてみれば、
40代以下での新規購入は、すでに2~3年前にピークを迎え、
いま主要な新規客は残りの層に偏るのは当たり前であるということです。

60代の方3263人に対する調査でも、
51.9%がすでにスマホユーザー、
70代では35.7%と、

加速度的に浸透していることが証明されています。 

おそらく子供や孫とコミュニケーションするシーンでも、
LINEやFaceTimeなど、通話料の掛からない方法を選択するうえで、
スマホシフトされるケースが想像できます。

私自身も娘(幼稚園児)の運動会では、
父兄は、だいたいスマホやデジカメ、
祖父母は、タブレットで撮影という風景を垣間見ることがあり、
いまどきのシニアのデジタルシフトに驚いたことがあります。

たしかに、
スマホの機能を充分使いこなしているのは若いユーザーだと思いますが、
もはや通信インフラとして、マジョリティ化したメディアとなったスマホは

決して若い人だけのツールではなくなった

ということを認識すべき時期にきたのかということを考えされられます。

 

もう一点、同じ調査資料のなかに、
シニアが所有しているスマホの機種別のシェアというのがあり、
これも興味深いことに様々なメーカーから出ている

シニア向けスマホが、
全然受け入れられていない

ということも明らかになりました。(60代で1%、70代で2.4%)

理由は様々なのでしょうが、
特殊な機種を所有した際には、
周りに操作法を聞いても分かる人がいないということなのかな?と推測します。

そこで、安易な解決方法として、
子供や孫と同じ機種や環境で揃えることが選択されるのではないでしょうか?

この辺りは、私見なので様々な解釈があるとは思いますが、
少なくとも私の周りではこのような声を複数お聞きしたことがあります。

シニアだからダイアル式の電話しか使わない、
エアコンでなく扇風機を好む・・・なんて発想ではなく、
シニアも時代に合わせて変化している部分は確実にあり、

その変化を捉えて、対応してゆくことが重要である

ということに気づいた事件でした。

 

 

Kojima


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