日々のヒラメキ

kouya

ボーダーライン

date  2015.08.24

連日の酷暑からほんの少し解放された感のあるお盆休暇明け。

夏休みも佳境に入って、子供たちにも焦燥感が漂い始めているであろうこの時期を

師走ではなく、「子走」と呼んではどうかと思うのですが、いかがなものか…

 

古から季節の節目として二十四節気があり、今年は8月8日に「立秋」を迎えた。

ちなみに23日に「処暑」、9月8日に「白露」。

そして9月23日には「秋分」を迎え、5連休のシルバーウィーク最終日にあたる。

 

そのシルバーウィークだが…

9月21日(月)は、敬老の日。そして23日(水)は、秋分の日でお休み!

というのはわかるのだが、間に挟まれた22日(火)がお休みなのはなぜ?

 

そこで内閣府のホームページで確認すると、

「前日と翌日の両方を国民の祝日に挟まれた平日は休日となります。

(中略)数年に一度、不定期に現れる休日です。」とのこと。

 

朝夕も涼しくなる頃ですから、

みなさんどんどん旅行(できれば国内)に出掛けてください!

と、消費を促すキャンペーンに暦も協賛している1日と言える。

 

などと言う雑談が本論ではなく、

本日のお題は「ボーダーライン」。

 

日本語に訳せば「=境界線」。

 

先述の節気なども、ある意味で境界線。

この世と彼岸の間にあると言われる「三途の川」(例えが良くない…)

国や地域を隔てる地図上の線。

(国境と言うやつは、大抵の場合現実の土地に線が引いてあるわけではない!)

などなど。

そのラインのこちら側と向こう側では、何もかもが違う!

 

今年の4月22日。日経平均株価が15年ぶりに終値で2万円を突破。

日経平均にどれほどの意味があるかは別にして、

これもひとつのボーダーライン越え。

(逆にこの記事を更新する前の8/21には、再び2万円を割り込みましたが…)

 

そして8月17日に政府が発表した4~6月のGDP速報値は、

前期比0.4%減、年率換算で1.6%減という3四半期ぶりのマイナス成長。

お盆休み明けの新聞には「景気回復 踊り場」の見出しが。

 

地図上にある線や、ビジネス上の各種インデックスなどは、

どちらかと言えばわかりやすい部類のボーダーライン。

そして逆にわかり難いのが「感覚的」「心理的」なボーダーライン。

 

先日から世間を騒がしている話題のひとつが、東京オリンピックのエンブレムと

それに続いて同じデザイナーの関与する某飲料メーカーのキャンペーンバッグ。

 

著作権や産業財産権等についての専門的なお話しは、

それぞれのスペシャリストの方々にお譲りするとして、

デザイン(意匠)に関わるお仕事をするひとりとしての感覚論。

 

僕たちが子供のころから…、というか、

生物が地球上に誕生して以来、また所謂人類がこの世に現れてからずっと。

人真似をすることはその進化の要因のひとつになっているのだろうと思う。

 

固い木の実を石で割っているやつを見て、自分もやってみる古の動物がいたり

ギターを手に入れた小僧は、憧れのミュージシャンのコピーをする。

絵を描き始めれば模写をするし、

書道でも点線で書かれた文字の上をなぞることから始める。

 

優れているものを真似る。気付かなかったアイデアを取り入れる。

そうすることでそれぞれがどんどん進化していくし、暮らしが豊かになったりする。

 

しかしながら…

さまざまな権利が守られるようになった今。

特にビジネスの観点からは、
越えてはならない一線が厳然と存在しているし
「真似る」ことと、「盗む」ことでは
その意味が異なる。

 

今回の騒ぎがどのように収束するのかはわからないし、

いろいろなご意見があるだろう。

 

真似ることにより進化を続けながら、
越えてはならない一線を常に意識下に置く。

 

私どもでも、今一度そのことを自らに突き付けておきたいと思う。

 

夏も終わりが感じられる空気感の中で、

イヤホンからはライ・クーダーの「Across the Borderline」が流れている。

 

 

Nofuji


Categories

  • お知らせ

    バウコミュニケーションズからのニュースやトピックスをお届けします。

  • 制作事例
    バウコミュニケーションズが手掛けた制作物やイベントなどを紹介します。
  • 日々のヒラメキ

    マーケティング室スタッフが日常の中に落ちているマーケティングのヒントをブログ形式で綴ります。

  • 食べるのもお仕事

    食べること大好きな女子社員がお届けする食のレポートです。

  • 生活者レポート

    旬な話題やトレンド商品など、暮らしにまつわるテーマを幅広く取り上げて生活者の思いを分析します。

  • バウレポート

    販促のポイントになる食のトピックを掘り下げ、主婦の”いま”のホンネを探る毎月発行の自社マガジンです。

  • 暮らしのデータ
    食品流通小売の販促計画立案に役立つ生活者の動向を月別にまとめたマスタープランです。
    当社専属生活者モニター組織「LiNS」による食生活や日々の暮らしに関するアンケート調査です。
全国約6000万台のテレビが新たな販売チャネル!おうちでピッとお買い物 テレビスーパー
week52MD 生活者視点のコミュニケーションストーリー

制作事例

株式会社バウコミュニケーションズ

Copyright (C) BAU COMMUNICATIONS Inc.