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主婦に聞く「土用の丑」どうしてる?

江戸時代の学者 平賀源内が、夏に客足が減るうなぎ屋のために発案したのが
始まりとされる「土用の丑」は、立秋前の土用期間中は猛暑の頃のため、
昔から食養生の習わしがあります。

実際、6月の下旬ごろから消費支出は伸長し始め、7月~8月中旬ごろまで
支出のピークを迎える夏の風物詩の一つでもあるうなぎですが、
近頃目にするニュースは「うなぎ、高値の見通し」。
今年も727日(土)に“土用の丑の日”を控え、
昨年の「土用の丑」後に行ったアンケート調査を確認してみましょう。


[アンケート概要]
■テーマ:土用の丑に関するアンケート
■サンプル数:1,677
■アンケート期間:20187月26日(木)~8月2日(木)
■年代:20代~60代の女性


Q1. 土用の丑の日(今年の7/20)に食べたうなぎメニューを全てお選びください。
   
(n=1,677)


2018年の土用の丑にうなぎを食べた人は42%。
食べていない人は58%と食べていない人の方が16%多かった。
食べたメニューでは「蒲焼き」(21.6%)、「うな重・うな丼」(16.2%)の2つが大半。



「うなぎの蒲焼き」「うな重・うな丼」いずれかを選択した方」以外を回答した方に質問
Q2.  1人当たりどれくらいの量を食べましたか。
   
(n=591)


土用の丑にうなぎを食べる理由の多くは「うなぎの日だから」「スタミナをつけたいから」が
多くを占める中、土用の日に食べたうなぎの大きさは「半尾」が約5割で、
1尾」は約3割程度とうなぎ高騰からか「半尾」が主流。



「うなぎを食べた」を回答した方に質問
Q3.  1尾当たりの値段をお選びください。
   (n=362)

うなぎ1尾あたりの価格帯は、2017年は「1,800円~1,999円」が最も多かったのに対し、
2018年は「2,000円~2,199円」と「1,000円~1,199円」の価格帯が14.2%と一番高く、
価格の二極化が見られた。



「うな重・うな丼を食べた」を回答した方に質問
Q4. 1パック当たりの値段をお選びください。
   (n=271)

2017年のうな重・うな丼1パックあたりの購入価格帯はばらけたのに対し、
2018年は「1,000円~1,199円」の価格帯が一番多かったが、
大きく見ると「500円~1,399円」の価格帯に集中し、
1,800円~2,199円」の価格帯が次いで多かった。



土用の丑に関するフリーアンサーを見てみると、
“楽しみにしているが高い” や “うなぎを食べる機会がないので、このような日があるのは
ありがたい” などの声がある一方で、
 ◎お店で大量のうなぎ弁当が売れ残りを見て、土用の丑の習慣を止めるべきと思う。
 ◎あまりにも高い高いと言いすぎだと思う。
  その後、処分したものも多かったと報道もあったので。
 ◎うなぎが高騰しているのに土用の丑を続けている意味が分からない。  など、
今回のアンケートではネガティブな意見が多くみられた。


販売側では、人にも環境に配慮した無投薬で育てたうなぎの販売だったり、
昨年の販売実績以上の仕入れをしない企業が出てきたり、
購入金額の一部をうなぎが育つ環境に寄付する企業など、
持続可能を実現すべく新しい取組みが出てきている。

環境保護や社会貢献機運の高まりで、世界のエシカル消費市場は拡大していると
言われている中、日本でもこういった取り組みをしている企業が選ばれる時代に
なってきていると感じます。