日々のヒラメキ

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既成概念を疑う

date  2016.05.20

TwitterなどのSNS分析を行っている会社が先日、

東京などの首都圏では
自動車に関するつぶやきが少ないという傾向がある

ことを先日発表し、
ネットのニュースなどでご覧になった方も多いかもしれません。

当然のことながら、
首都圏では自動車を維持するにも高額な費用がかかる反面、
公共の交通網が発達し、自家用車がなくても、
不自由を感じることが少ないということから、
当然といえば当然の結果が表面化した記事なんだろうと感じていた時期に、
拡散されていた別の視点からの記事を見て、なんとなく腑に落ちた気がします。

それは、親子の会話なのですが、
就職した息子にむかって母親が、自分たちが働いていた頃の給与水準に比べて、
息子のそれは、はるかに低く「なさけない」的な発言が
息子のプライドを甚く傷つけたというような内容だったと記憶している。

給与水準感覚の世代間格差というものは現実に存在し、
前述の親子でいえば、高度経済成長期〜バブルを体験した親世代と、
好景気とは縁のない息子とのギャップは、
簡単には埋まらないのも仕方ないと想像できる。

息子世代は、おそらく小学校〜中学校のころから、携帯電話を与えられる代わりに、
デートは車で、などという感覚は持たないまま社会に出て、
それまでよりも、低水準の所得に甘んじて、
マイカーを持つことに必然性を感じないということもうなづける。

元来、日本の自動車メーカーは、欧米のメーカーに比べて、
モデルチェンジのサイクルが早く、
数年乗った車を売却して新車に乗り換えという「需要」を作り出して成長していたのが、
そのサイクル自体が鈍化することに加え、
新たな顧客の獲得や育成が出来なかったため、
苦戦を強いられる状況に陥っていて、
某M社のように何か問題をおこすと自力での復活が困難となり、
外部資本での生き残り策を選択せざるをえなくなる。
援助の手を差し伸べたN社にしてもフランスの資本下だという・・・

話を元に戻すと、
今までのライフスタイルや成長曲線とは全く異なった生活者像を想定した
マーケティングや商業活動は、その事業スタイルが奇異に映るのかもしれないが、

ある意味では
「今」の社会の構造を正しく把握し、

俯瞰的に理解した時には
それまでの商習慣や業態とは全く違う
アプローチとなるのではないでしょうか?

 

 

kojima


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