日々のヒラメキ

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筆者の見たスーパーマン

date  2017.02.06

先日とあるスーパーマーケットへ視察に行ったときのことですが、
職業柄面白い売場やPOPなどを見つけると
コッソリ写メで記録する”怪しい”行動をしています(笑)

その日も売場を端から順に回っていたところ
中央の棚を過ぎた頃から、それまでとは違う感覚を得ました。
「なんか急に整っている・・・」
時間は午後の4時ごろでお客さんも多く、
普通であれば朝品出しした棚もそろそろ乱れていてもおかしくない時間に、

一人で黙々と売場を整えている
おじさんがいたのです。

 

そのおじさんが通過した棚は商品の顔がキチンと揃えられ、
奥から品物を前に送って凸凹がない綺麗な陳列に戻って行く。
しかも仕事が早い!
夕方からのお客様をお迎えするため淡々と売場整えてくれていたのです。

そんな当たり前のことを黙々とこなしてゆく、
やや初老のスタッフさんのお仕事ぶりにしばらくの間見入ってしまうほど
ホレボレとする職人芸を目の当たりにして、
こうゆう日の当たらないけど大事な仕事は、見過ごされがちではありますが
重要なことですよね。

 

また別の企業様のとある店舗で、
ベテランの風格のある店長様(名札で確認)がスタッフの方を相手に

棚の構成について熱心に指導している光景に
出会ったこともあります。

 

会話の内容からすると、一方的に指示しているのではなく、
スタッフの方に考えさせているんですね。
そのお店は決して大規模でもない地方スーパーの1店舗なのですが、
そんな細やかな工夫の積み重ねで業績的に絶好調とのこと。

そんなこと当たり前だよ
と言われそうなエピソードですが、
案外商品のことを尋ねてもご存知ではないスタッフさんがいたり、
今お店が混んでいるから仕方ないと乱れたまま、
欠品したままだったりというお店も実際には少なくありません。

お客様に快適な環境でお買物をしていただく工夫や努力には終わりはなく、
それは接客やおもてなしの精神から実行して行く基本的な仕事って
もう一度見直してみる良い機会だったと思います。

立地条件は一度出店したら変更はできません。
商品MDも季節やエリアの条件ではだいたい似通った結果になりがちですが、

スタッフ力の強化というのは
自社・自店を差別化するため

すぐにでも取り組めるテーマではないでしょうか?

 

特に小売業の人材難は深刻な状況においても
超優秀なジェネラリストはなかなか集まらない、であれば

お客様の気持ちになって接客できる人、
売場を作れる人を作って行く教育環境が

必要なのでしょう。

 

それはチェッカーコンテストやロールプレイングで
優秀な成績を収めるためのトレーニングではなくてもいいのではないでしょうか?

 

 

kojima    ※アイキャッチ画像は   Designed by Freepik


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