日々のヒラメキ

a6f69762b60276cc7e413eb03b14971c_s

買物をするお客さんの気持ちは、どこに?

date  2016.11.18

何を考えて、売場で買物をしているのでしょう?

スーパーマーケットで、日々買物をするとき、
お客さんは何を思い、何に惹かれて、
商品を手にしているのでしょうか?
そのような中、お客さんにとって
今の売場のレイアウトは、本当に買物するのに便利なんでしょうか?
また、商品につけられているPOPは、
ちゃんとお客さんの心を捉えているのでしょうか?

そんな素朴な疑問を、抱いたことはありませんか?
週末には、スーパーマーケットに夫婦で買物に行きますが、
“今日、コレ食べたい”と思うモノに、なかなかめぐり会いません。

日々買物をしている主婦は、
もっとマンネリ化していて、退屈な買物をしているかもしれません。
だから、スーパーマーケットで日々買物をしているお客さんの気持ちを、
ちょっと考えてみたいと思います。

 

ふだんの買物の目的は?

恐らく、“今夜の晩ごはんは、何にしょうか?”というのが、
最も多い答えだと思いますが、
今の売場は、この気持ちに応えているのでしょうか?
私は、応えていないと感じています。
それは、生鮮食品の売場から、
“今日の”おいしいものが伝わってこないからです。
個人の魚屋さんや八百屋さんがあった頃は、
お店の人が、今日のおすすめ品を必ず伝えてきます。
そして、その商品のおすすめの食べ方を教えてくれます。
近くに商店街や市場がある環境で育った私には、
何も語りかけてこない売場に、違和感を覚えています。

 

人気の直送野菜。
生産者情報だけでは、役に立ちません。

誰がどのように作っているかを、
いくら写真で示されても、単なる商品情報で、
何かを作ろうかという気にはなりません。
何故、生産者がすすめる食べ方を伝えないのでしょう?
鮮魚にしても、煮魚や焼魚にというシールは貼ってありますが、
ほとんどの人は、魚が好きだから魚を選ぼうとしているので、
その程度の知識は持っています。
だから、まず今日の魚の良さを伝え、
その時の魚のおいしさを引き出すメニューをアピールしないと、
お客さんには届きません。

 

だから、メニュー提案をしている。

と言われる方がいると思いますが、
晩ご飯を考えながら買物をしていると言っても、
メニュー提案が、最適な方法ではありません。
必ずそのメニューを作るのではなく、
家に残っているものを考えながら献立を考えているので、
お客さんが求めているのは、
メニューではなく、
メニューのヒントを求めているんです。

お客さんの頭の中には、
冷蔵庫に残っているモノ。ストックしている野菜。作り置きのおかず。
昨日までの献立。お弁当のおかずにするモノ・・・など。
いろんなモノがインプットされていて、
必要に応じて、頭の中で思考が始まります。
その思考の始まりのきっかけとなるモノが必要で、
ひとつヒントが見えると、
あとは連想ゲームのようにつながり、
食卓のイメージができあがるのでしょう。

 

だから、“今日”が大切なんです。

“今日おいしいのは、このブリ。”
“今日食べ頃なのは、このリンゴ。”
“今日は寒いから、おでんがお奨めです。”
など、など、など。
このようなメッセージを、毎日誰かが発信する。
せいぜい、5品~6品で構わないですが、
お客様にわかりやすく、売場の商品のところで、
はっきり、わかるように表示する必要があります。
安さの情報は、チラシやPOP、タイムサービスで、
日々発信されていますが、
“今日は、これがおいしそう。”という感じるモノは、
あまりないのが現状でしょう。

 

売場に求めるのは、
生活感のある、生き活きとした
おいしさの打出しです。

 

41b70f0ceb430675caa04a09e0df9a8e_s

 

Yamauchi


Categories

  • お知らせ

    バウコミュニケーションズからのニュースやトピックスをお届けします。

  • 制作事例
    バウコミュニケーションズが手掛けた制作物やイベントなどを紹介します。
  • 日々のヒラメキ

    マーケティング室スタッフが日常の中に落ちているマーケティングのヒントをブログ形式で綴ります。

  • 食べるのもお仕事

    食べること大好きな女子社員がお届けする食のレポートです。

  • 生活者レポート

    旬な話題やトレンド商品など、暮らしにまつわるテーマを幅広く取り上げて生活者の思いを分析します。

  • バウレポート

    販促のポイントになる食のトピックを掘り下げ、主婦の”いま”のホンネを探る毎月発行の自社マガジンです。

  • 暮らしのデータ
    食品流通小売の販促計画立案に役立つ生活者の動向を月別にまとめたマスタープランです。
    当社専属生活者モニター組織「LiNS」による食生活や日々の暮らしに関するアンケート調査です。
全国約6000万台のテレビが新たな販売チャネル!おうちでピッとお買い物 テレビスーパー
week52MD 生活者視点のコミュニケーションストーリー

制作事例

株式会社バウコミュニケーションズ

Copyright (C) BAU COMMUNICATIONS Inc.