日々のヒラメキ

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風が吹けば、桶屋が儲かる!

date  2016.11.29

11月22日(火)の早朝

福島沖で発生したM7.3(推定)の地震は、

その揺れこそ震度5弱と、極めて大きなものではなかったが、

11年3月の震災後、
初めての1mを越える津波を引き起こした。

 

そして、警報が発令された直後から、NHKのアナウンサーは、

避難を促すメッセージを絶叫に近いトーンで連呼し、

普段通りCMを流し続ける民放との違いを印象付けた。

 

しかしながら、車で避難する人が多く、渋滞を引き起こすなど

結果として教訓が活かされたとは言い難い部分があったことも事実。

寒くなってきたこの時期、万一に備えてせめて車で移動しておきたい、

というのも、人の気持ちとしては十分に理解できる。

 

平時に行う訓練というものと、実際に地震が起きて津波が来る

という状況では、明らかに人の行動に差が出てしまう。

従って、避難場所の設定や設置、避難を促す手段等々は、

「その時」の人の心理を読み取ったものでなければならないし、

訓練でマニュアル化した通りには、
人は動かないという前提で
再考する必要があるのだろう。

 

2日後の24日(木)の早朝にも最大震度4の余震が発生したが、

折しも東京では54年振りの降雪となり、観測史上初の積雪となった。

どうも寒い日と地震には相関性があるような気がするのだが、

悪いコンディション(寒いとか、大雨とか…)を想定しておくことも重要だろう。

 

そんな24日には、

東京電力管内での電力使用率が95%に達した。

 

季節外れの寒さに見舞われ、暖房などの使用が急激に増えた結果、

一時は他の電力会社からの融通が必要との予測も出たようだ。

幸い大きな混乱は起きずに事なきを得たが、

電力販売が自由化され、表向きの契約は必ずしも東京電力ではないという

家庭や企業が増える中で、現実にはさまざまな電源や供給先から

電力という商品を買い上げて一括供給(送配電)する東京電力のさじ加減ひとつで

需給がシュートするリスクが存在する点は変わらない。

 

最近、新幹線や飛行機で移動をしていると、非常に目につく光景がある。

それは再生可能エネルギーとしての
太陽光発電パネル群と、風力発電用の巨大風車。

 

前者は、新幹線では浜松あたりで非常に多く見かけるし、

後者は、少し遠くを眺めてみると海岸沿いに並んでいるのが確認できる。

また飛行機から見ると、普段は絶対に気付くことのないような山の奥深くで

稜線沿いに10数台以上の風車が並んでいる姿に驚いたりする。

 

 風車2

 

ちなみにこの巨大な風車が起こす電力量は、1基当たり約2000kwh。

しかしこれはあくまでフル稼働した場合の数値ということで、

当然のことながら風が吹かなければ発電はしない。

概ねの稼働率は約20%というから、現実には約400kwh程度で、

稼働率約70%の原発1基が起こす電力をこの風車で賄うには、

約1750基が必要となる計算。

(うーん、ちょっとイメージできかねるなー)

 

風が吹けば、桶屋が儲かる。

さて不確実な現代において、

風が吹いたら儲けるヤツは、誰だ?

風

 

Nofuji.


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