日々のヒラメキ

mizaru2016

2016 謹賀新年

date  2016.01.05

 

あちこちで早くも梅の開花が伝えられるほど

記録的に暖かい年末年始となりましたが、

みなさまにはいかがお過ごしでしたでしょうか。

 

新年あけましておめでとうございます。

今年も当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

近頃、特に若年層では
やり取りの減少が著しいのが年賀はがき。

1枚1枚丁寧に手書きしていたものが、

ご近所の印刷屋さんへの大量発注となり、

「プリントごっこ」という画期的な家庭用簡易印刷機の登場で

それぞれが自由にデザインできる時代が到来。

PCの普及とインクジェットプリンターのロープライス化や小型化で

より自由度が向上して、今や手書きの年賀はがきは絶滅危惧種。

更にはSNSの登場で、その存在自体が世界遺産状態…?

 

そんな年賀はがきが郵便行政から発行されるようになったのは、

今を遡ること約65年前の1949年。(1950年正月用)

発行枚数は、約1億8千万枚だったとか。

その後の高度成長と生産年齢人口の増加に伴い、発行枚数は超右肩上がりで、

2003年の約44億6千万枚が、枚数としてのピーク。

hagaki 

 

そして昨年末に発行された今年(2016年)用の年賀はがきは、

総数3,301,732,000枚とのこと。(2015.12.25日本郵便発表)

 

これはあくまで官製(いまや官ではないが…)はがきのみなので、

切手を貼って送るものは別勘定。

 

こういう数字を見ると、国民一人あたり平均3~40枚の年賀はがきを出している!

ようにも思えるのだが、実はそうではない。

 

発行されたが売れ残ったものや、元日以外の配達分もあるだろうから、

一概には言えないものの例えば2014~15年実績で見れば、

発行枚数約30億枚に対して、元日の配達実績は約18億通と

発行枚数の約60%に留まる。

 

これは何を意味するのだろうか…

上場企業となった今は、少なくなっているのだろうが、

郵便局員に課せられる販売ノルマは以前から問題になっていた。

もちろんお正月にしか使用できないものではないから、

失礼にあたらない利用(懸賞への応募など)も多くあるのだろう。

また概ね1枚5円の費用がかかり、期間などの制限はあるものの、

新たなはがきや切手への交換も可能だし、

何より街の金券ショップでは現金で買い上げてくれたりもする。

 

こう考えると、発行枚数と実際に年賀状として届けられる枚数は

明らかに乖離しているし、それは拡大しているのではないかと思われる。

 

コミュニケーションの手段が多様化した今、
新年のご挨拶をどのように行うかは、

個々それぞれの考え方次第。

そういう時代にその枚数にこだわった年賀はがきの発行というものに、

どの程度の意味を見出せるのかは極めて難しい。

 

大切なのは自らの無事を伝え、
相手への思いやりを届けること。

古の頃からこの国では新たな年を迎えた祝辞を、さまざまな手段で伝えてきた。

年賀はがきが使われるようになぅたのは、明治維新後のせいぜい150年足らずで、

安価であることが最大のモチベーションとして広がった。

 

であるならば、新たな手段へ移行していくこと自体は極めて自然であるし、

今後もその傾向は拡大していくのだろう。

 

いただいた年賀状を眺めながら、あらためてそんなことを考える仕事始め。

今年もどうか良い年になりますように!

 

ちなみに、1月17日抽選の年賀はがきお年玉の1等は、

家電製品や旅行とともに「現金10万円」とのこと。

みなさん、お手元の年賀はがきを雑に扱ってはいけません!

 

 

Nofuji.


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