日々のヒラメキ

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2016年のトレンドは実はローカルではないか

date  2017.01.12

デジタルテクノロジーの進歩は、
2017年もどんどん進んで行くに違いないだろうと思う。
特にAIやIot、ビッグデータといった、キーワード的なものは、
どこまで行くのかと不安に思うところまで普及するに違いない。
しかし一方で、昨年はアナログメディアであるはずの映画、

特に邦画に注目が集まった。

 

巨大害獣しかり、君アニメしかり、映画の楽しみ方も広がって、
映画館でみんなが一緒に声を出して 応援する「発声可能上映」なども行われ、
リピーターも数多く発生したようだ。

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これは目新しいことではないのだが、
「聖地巡礼」に出かけるといったムーブメントも話題になった。

以前は作品のコアなファンが行うことだったのが、
海外からのインバウンドのアクティビティとして人気になり、
逆に国内でニュース化し、今や「聖地巡礼」の裾野はずいぶん広がっている。

これには作品の設定を架空化するのではなく、
設定にリアリティを持ち込むことが作品製作の流行に なっていることや
CGの技術進歩やアニメで、現実の風景をトレースすることが簡単になっていることが
影響しているのだが、「体験」という要素が「出来る」「したい」という気持ちに
つながっていて「実現」させる行動を引き出しているのだろう。
自分もその作品の世界観の一部になりたいという気持ちを巧みに刺激している。

 

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そうした流れは、書籍エンターテイメントの世界も同様だ。
2016年は

ローカルな地域を舞台にした小説が
数多く発売された。

 

東京、横浜といった大都市圏ではなく、また京都のような古都でもない
ローカル都市を舞台にリアリティのある情景描写が行われるものだ。

また、お仕事小説というジャンルも確立されたようで、
こちらは舞台ではなく、エリートでも特殊でもなくサクセスストーリーでもないが、
仕事を通したさまざまな困難や人間関係の綾を描く。

いずれも自分の周りをどんどんデジタルが
取り囲んでいることへの「逆行志向」が働いているように感じられる。

東京都心のような誰もがイメージ出来る「架空」のヒロインの話ではなく、

もっと親近感の湧く、すぐ身近にいる誰かの、
自分も世界観を共有できる物語り。

 

2017年にどうなるかなんて判らないが、
昨年はそんな一年だった、そう思っている。

 

Kikuchi


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