日々のヒラメキ

31/365 を終えて
date 2017.02.03
ついこの間、新年のご挨拶をしたばかりなのに、
はや1月が過ぎ去り、2月を迎えた。
さて、みなさまにはどのようなひと月であったでしょうか?
基本的には暖冬傾向の今冬だが、
1月中旬には、北海道や北日本、北陸、それに西日本も
いきなりのドカ雪に見舞われ、交通機関は乱れに乱れ
人やモノの往来に大きな影響が出たかと思えば、
再び暖かさが戻り、月末の東京は20℃を越える春の陽気。
おじさんになると、こういう寒暖差がたいそう身体にこたえる。
とはいえ、名前の通り季節の分け目である節分から
寒中を通過した翌日には、24節気最初の春分を迎え、
気分的には春が近づいてきたなー、と思えるように。
春と言えば桜。
本家の日本気象協会では、まだ今年の開花予想を発表しないが、
民間企業では、ひと足早く予想を発表しているところも。
有名な気象予報おじさんの森田氏が主宰するウェザーマップ社では、
1/24に「さくら開花予想2017」を更新。
それによれば、関東から近畿、山陰にかけては平年並み。
四国・九州では平年より遅くなる見込み、とのこと。
ウェザーマップ社 さくら開花予想2017
暖冬傾向なので、単純に早くなるかと思えばそうではなくて、
かえって花芽の成長が遅れることで、開花も遅めの傾向となるらしい。
いずれにしても、約2ヶ月後にはまた美しい桜を見ることができるのは、
桜好きの日本人としては、大きな楽しみ。
(しかし、その時にはすでに1年の1/4が終わっているのだが…)
そんな1月の出来事で、やはりもっとも関心の高いことと言えば、
やはり1/20に誕生した、
アメリカ第45代プレジデントのトランプさん。
その理念や政策について、云々言うつもりはないのだが、
執務室のカーテンを金色に変えた、とか聞くと
趣味悪いおっさんやなー、なんてことでどうも印象がよくない(笑)
(ま、好みの問題ですが…)
それに、ツイッターを活用するのは悪くはないと思うが、
所謂「指先介入」によって、周りが右往左往する光景は、
ちょっと不出来なコメディドラマを観ているようで、現実としては少々不安。
しかし、これがれっきとした現実であるから、
これから何が起きるのか、を予測するにはその筋の専門家に聞くよりも
ここはひとう、三谷幸喜さんあたりにご意見を聞いてみたい気がする。
そして決め台詞には「おのおの、ぬかりなく!」ということで。
国内に目を向けると、
少子高齢化やそれに伴う労働力不足。
それに働き方改革などなど、これからの成長を考える上で、喫緊の課題が山積。
現時点では65歳~ と定義されている高齢者だが、
これを一気に75歳~ に引き上げよう! という議論も真剣に行われている。
ま、基準が必要であることは十分に理解できるのだが、
一律に年齢で区切ることには、やはり無理があるように感じてしまう。
65歳でも十分にくたびれている人もいらっしゃるし、
80歳でも精気・活気に満ち溢れている方もいらっしゃる。
そしてできれば、こういう議論にはもっと多様な方々に参加してもらいたいもの。
大抵の場合、該当する年齢近辺の「元気な方々」が中心だしなー(笑)
某経済紙では昨日から、「物流」をテーマにした週替わりの連載がスタート。
以前にもこのブログで取り上げたのだが、
ECの浸透によって宅配が一気に増大。
しかも、日時や場所指定などは当たり前で、不在なら再配達。
さらに1時間以内にお届けなどという「ユーザファースト」どころか、
「お客様は神様」的なサービスが始まっている。 しかも低価格で…
言わずと知れたことで、これらのサービスを支え、提供するのは
物流業に従事する方々であり、
キツイわりには低賃金というお仕事には、なかなか人が集まらない。
なのにどんどん荷物は増えていき、与えられた時間は短縮されていく。
「これは、いよいよ瀬戸際だー」という事業者の悲鳴が取り上げられている。
従来は競合関係にあった事業者が共同戦線を張ることで、効率化を図り
鉄道による高速大量輸送が再評価され、
果てにはドローンでお届け、という実験も始まっている昨今。
だが、このままサービスのみを追求していくと、必ずどこかでショートしそうな気がする。
「未来」とは、どうあるべきなのか?
明日からぼちぼちと、考えることにします。
Nofuji.
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