生活者レポート

report08

2017年消費税再増税時に、7割の主婦が”軽減税率導入”を求める。導入して欲しいもの1位は、肉・魚・野菜などの生鮮食品!

date  2015.01.05

図1

  No.8   消費税増税について

図1

 

2014年4月に、消費税が8%に増税されましたが、
主婦の生活には、どんな変化がみられたのでしょうか!?

 

また、11月には、国内総生産(GDP)の速報値が芳しくなかったことで、
消費税再増税が、当初予定していた2015年10月から1年半延期されましたね。
その10%に増税されるタイミングに合わせて、
軽減税率の導入を政府は目指していますが、主婦はどう思っているのでしょうか?

 

ということで、
弊社の専属主婦モニターLiNSさんに、アンケート調査を行いました!
結果をご紹介していきます。

 

 

<アンケート概要>

■テーマ:消費税増税について
■サンプル数:102
■アンケート期間:2014年12月10日(水)~17日(水)
■主婦年代:30代~60代

 

 

 Q2014年4月に消費税が8%になり、家計に影響はありましたか?

 

c8856789ec11ab8b1013037cef6929f9

    

 

消費税が8%になり、
家計に影響があったと答えた主婦は、
64%(65人)!

 

 Q具体的には、2014年4月に消費税が8%になり、
  どんな影響がありましたか。
 

 

   ・いろんなものの値段が上がったので、
   ムダなものは、極力買わないようになった。
   (関西 30代 パートタイマー)   

 

  ・安く買ったものでも、消費税がつくと、さほど安くならないので不満。
    外税のお店も多いので、家計簿に、消費税という項目をつけるようになった。
   (関東 50代 パートタイマー)  

 

  ・少しでも、割引のある日に絞って購入するようになったし、
      贅沢なものは買わなくなった。

   (九州 50代 パートタイマー)    

 

  ・食べ物に関しては、量より質を心がけていたので、
    買物の回数を減らすようになった。
    (関西 60代 専業主婦) 

 

 

消費税が8%に上がり、

主婦は、
かなり出費が多くなったと感じています。

 

 

IMG_7009-e1427352987819

 

8%は計算しにくいうえ、レジでの精算の際に、
考えていた予算よりもはるかに高い金額になるので、
必要ではないものや、贅沢品は極力購入をさけ、
スーパーに行く回数自体を減らしたり、できるだけ安価なものを買うように、

家計を引き締めている人が多いようです。

 

また、この8%の増税の際には、

便乗で値上げした商品も多くみられたため、

 

増税前よりも、さらに出費がかさんでいる印象を受けます。

 

 

 Q消費税の再増税の延期についてはどう思いますか。

795316b92fc766b0181f6fef074f03fa

 

 

意見としては、それぞれ分かれました。

 

 

 Q具体的には、消費税再増税延期についてどう思いますか。

 

<消費税再増税延期・賛成派>

 

  ・今は、個人消費が落ちているので、もう少し消費意欲がわいた時点で
  10%になればいいなと思う。
  (関東 50代 パートタイマー)

 

 ・消費税増税で、どんどん家庭の負担が大きくなっているので、
  児童手当などをしっかりして欲しい。
  (山陽 30代 専業主婦)

 

 ・どうせ上げるなら、1回であげる方が良い。
  一度8%にしてから、もう一度上がるとなると、拒否反応が出てしまう。
  (関西 40代 パートタイマー)

 

 

<消費税再増税延期・反対派>

 

 ・8%でも重く感じ、節約しようと思っている。
  収入が増えないのに、増税で、財布の紐は固くなるばかり。
  このうえ増税では、不安がつのる。
  (関西 60代 専業主婦) 

 

 ・考えたくないし、子どもが食べざかりなので頭が痛い。
  (関西 40代 パートタイマー)

 

 ・買物が定番化すると思う。挑戦的な買い物は控えるかも。
  (関西 40代 専業主婦)

 

 

 <消費税再増税延期・わからない派>

 

  ・国の赤字が増え、次世代へ先送りするのは、日本の将来が不安になる。
    (関東 60代 専業主婦)

 

  ・さらなる増税で、これ以上消費が落ち込んだらどうなるの?と心配。
    財源の確保は必要だが、まだまだムダが多い。
    (関西 50代 パートタイマー)

 

  ・給料が上がっていないので、とてもキツイ。
   自分が働かないと、生活ができないと思う。
   (関西 30代 専業主婦)

 

 

賛成派、反対派、分からない派の
それぞれの意見を見ると、
反対派だからといって、生活への不安を感じていないわけではなく、
賛成派だからといって、国の将来に不安を感じていないわけでもない。
わからない派も、生活への不安、国の将来への不安を感じています。

 

総じて主婦が望んでいるのは、安定した生活、日本の将来、ということ。

 

今回のアンケートからは、

主婦の財布の紐は固い

 

ということが言えそうですが、

 

2015年は、125円~130円台まで円安が進み、
日経平均も2万円まで上昇するのでは?という話もちらほら聞こえてきます。

 

そうなれば、日本経済も、ようやくデフレを脱却して上昇のきざしをみせ、
うまく回りはじめるかもしれません。
すると、家計についても、また変化がみられるかもしれませんね! 

 

次に、軽減税率について聞いてみました。

 

 Q消費税に、軽減税率を導入することについてどう思いますか。

2b530e80c7d0de90885e285c5d7980631

 

 

約7割の主婦が、
軽減税率の導入について賛成!

 

 Q具体的には、軽減税率導入についてどう思いますか。

 

 <軽減税率導入・賛成派>

 

  ・軽減税率の線引きがとても難しいと思う。
   けれど、それもないと生活が苦しくなるので、
   生活に必要な食べ物や日用品は導入して欲しい。
   (九州 50代 パートタイマー)

 

  ・アメリカなどでは昔から、食料品などは税率が低いんだし、
   やれるならば軽減税率を適用した方がいいと思う。
   (関西 50代 パートタイマー)

 

  ・低所得の家庭にとっては、毎日の生活に関わるものは、
   軽減税率を導入してもらわないと生活に行き詰るので、絶対必要である。
   (関西 30代 専業主婦)

 

 <軽減税率導入・反対派>

 

 ・面倒くさいので、一律で上げた方がいい。
  (九州 40代 パートタイマー) 

 

 ・線引きがややこしい。
  (関西 50代 フルタイム)

 

 <軽減税率導入・わからない派> 

 

   ・業界・業種の境目が難しそう。会計が面倒くさくなるのは嫌だ。
    特に子どもが多いと出費が多いので、そういう家庭には、
     全部を軽減税率にして欲しい。
     (関東 50代 パートタイマー) 

 

   ・軽減税率があると助かるが、結局線引きも難しく、
    業界の癒着なども生まれそうなので、なくていい。
    (関東 40代 パートタイマー)

 

 

 という意見が見られました。
 では、主婦は、どんなものに軽減税率を適用して欲しいのでしょうか。  

 

  軽減税率を導入してほしいものランキング!

 

 1位 肉・魚・野菜などの生鮮食品  

 2位 調味料(砂糖・しょうゆ・酢)や
          小麦、乾物

 3位 日用消耗品
    (シャンプー・電球など)

 

  4位 飲料(牛乳・ソフトドリンク含む)

 

  5位 医療費

 

  6位 医薬品

 

  7位 惣菜

 

  8位 菓子類(和洋スイーツ・アイス系)

 

  9位 公共交通機関の交通費

 

 10位 酒類(ビール・ワインなど)

 

主婦が、最も軽減税率を導入して欲しいのは、
日々の生活で必需品である、
肉・魚・野菜などの生鮮食品や調味料などについてです。

 

海外でも、いろんな国で、軽減税率が導入されています。
食料品でみてみると・・・(財務省HP「主要国の付加価値税の概要」より抜粋)

 

フランスでは、標準税率は20%に対し、食料品は5.5%、
ドイツは、標準税率19%に対し、食料品は7%、
イギリスは、標準税率20%に対し、食料品は0%、
スウェーデンは、25%に対し、食料品は12%。

 

ヨーロッパの各国は、日本よりもはるかに多くの税金を払っていますが、
食料品に対しては、かなり軽減されています。
(また、これに加えて、食品・食材によって、税率が違う場合もあります。)

 

日本で導入する際には、どのような形がベストであるかは、
やはり、わかりやすいものだといいですよね。

 

食料品でも、この商品には軽減税率を適用するが、
この商品には適用しないとなると、
今まで一律で消費税を払っていた日本人からすると、
とてもややこしく、混乱するのではないでしょうか。
スーパー側での管理なども、大変だと感じます。

 

また、食料品以外でみても、
この業界には軽減税率を適用するが、この業界には適用しないとすることで、
不公平感がでてくることは否めません。
軽減税率が導入されたことで、売上が落ちる・・・なんてことになれば、
それは問題です。

 

しかし、主婦としては、お給料もなかなか上がらない今、
毎日の生活に欠かせないものについては、

軽減税率は、何としても導入して欲しいもの

 

だと言えます。

 

導入までには、一波乱ありそうですが、
果たして、政府の判断やいかに!?

 

 

Kageyama

 


Categories

  • お知らせ

    バウコミュニケーションズからのニュースやトピックスをお届けします。

  • 制作事例
    バウコミュニケーションズが手掛けた制作物やイベントなどを紹介します。
  • 日々のヒラメキ

    マーケティング室スタッフが日常の中に落ちているマーケティングのヒントをブログ形式で綴ります。

  • 食べるのもお仕事

    食べること大好きな女子社員がお届けする食のレポートです。

  • 生活者レポート

    旬な話題やトレンド商品など、暮らしにまつわるテーマを幅広く取り上げて生活者の思いを分析します。

  • バウレポート

    販促のポイントになる食のトピックを掘り下げ、主婦の”いま”のホンネを探る毎月発行の自社マガジンです。

  • 暮らしのデータ
    食品流通小売の販促計画立案に役立つ生活者の動向を月別にまとめたマスタープランです。
    当社専属生活者モニター組織「LiNS」による食生活や日々の暮らしに関するアンケート調査です。
全国約6000万台のテレビが新たな販売チャネル!おうちでピッとお買い物 テレビスーパー
week52MD 生活者視点のコミュニケーションストーリー

制作事例

株式会社バウコミュニケーションズ

Copyright (C) BAU COMMUNICATIONS Inc.